こんにちは、前田のぶみです。

 
6月19日から開会された第2回定例会も、11日間の会期を終え、無事に閉会することができました。
 
当選してから3回目の定例会ですが、まだまだ自分自身の動きが鈍いなと感じることが多くあります。
本来なら、もっと早く一般質問でも原課との議論を尽くすべきだと思いますが、ありがたいことに日々忙しく活動をしているため、なかなか思うように進みません。
 
さて、感想はこのくらいにして、主な議案審議について内容を掲載していきます。
 
 
◯岸和田市事務分掌条例の一部改正について➡否決
こちらの議案は第1回定例会において議決された中核市検証実施から、中核市推進に向けての議案です。
議決されれば、今後岸和田市は中核市実現に向けての取組を進めていくことができました。
しかし、審議の結果、大阪維新の会会派以外の会派はすべて反対。
理由は財政難の今、さらなる財政負担を強いることはリスクである。
人口20万人が中核市の要件。現在は特例的に岸和田市も中核市移行を認められているが、20万人を下回っている人口構造の今、中核市の事務権限は負担が大きすぎるのではないか。
 
というような内容でした。
議会最終日に起立採決を実施しましたが、反対多数により否決となりました。
中核市移行については別の記事に書きたいと思います。
 
【 補正予算 関係 主な内容】
◯庁舎建替検討事業 15,253千円 ➡可決
こちらは老朽化した庁舎建替に関する調査費用となります。
現在岸和田市の庁舎建替特別委員会において審議されている内容としては、
新庁舎の建設地の候補地を3つ考えており、それぞれの土地の評価を実施。
参考:新候補地の第一次評価結果
 
更に今後の大まかなスケジュールも検討委員会にて公表されています。
参考:H30年度 事業uスケジュール
今後第二次評価を実施する際に交通量調査や土地評価に関する費用を計上し、賛成多数により可決となりました。
 
◯男女共同センター・大宮地区公民館複合施設整備事業 359,580千円➡可決
老朽化の著しい大宮青少年会館と女性センターを統合し、平成31年春から男女共同センタ・大宮地区公民館として、サン・アビリティーズ跡地に開館するための整備費用です。
 
◯認定こども園施設整備支援事業 157,392千円➡可決
天神山保育園の大規模改修に伴う改修費用。
待機児童の解消のために、定員の増員を図るとともに、総合的に子育て相談に応じる保育コンシェルジュの配置を目的としています。
 
◯久米田駅周辺まちづくり及び春木駅周辺まちづくりにかかる整備費用 50,000千円➡可決
久米田駅周辺については「久米田駅東西アクセス改善基本構想」の中にある、駅西側改札とアクセス道路の整備に27,000千円。
春木駅周辺ついては、「春木駅周辺まちづくり基本構想」の内、市道春木駅大宮駅線整備にかかる費用23,000千円。
 
参考:久米田駅東西アクセス改善基本構想
 
春木駅周辺まちづくり基本構想
 
 
その他多くの議案について審議しましたが、否決となった議案は、中核市に関わる議案のみです。
岸和田市発展のための新たな一歩であると確信していますが、同意を得ることが難しい状況であることは間違いありません。
今後の展開に期待します。